スタート理論 フェルプス分析

スタートというとリアクションタイムにこだわりすぎる方が多いです。

スタート局面というのは、浮き上がりから泳ぎだして数回までの動作までを指すため、

多い人で15m〜17mくらいまではその局面にあるといえます。

スタート局面で大切なのは、スタートの作り上げた勢い、加速を入水後の水中動作につなげることです。

マイケルフェルプスを参考に分析をします。

まずは、スタートから。


構えた瞬間は、後の足のかかとをあげ、親指(母指)の付け根部分のみの着地状態で待ちます。

前足の部分は、指先をしっかりと台にひっかけましょう。

膝は、伸展していなく、ゆとりのある状態を作ります。

腰が水平移動をするように、体を前に出していきます。

ここの動作から、着水までには、ストリームラインを作っていきます。

フェルプスは、ストリームラインを作途中段階において、勢いを生み出そうとしています。

また、マイケルフェルプスは、手の指先から、足の指先まで1点入水することを心掛けているようです。

そうすることで、入水後の姿勢が水平に保たれ、

スタートの加速をより、入水後に維持することができます。

↑上の写真段階において、うねりを加えて、水平姿勢を作る入水角度を調整しているのがわかりますね。

以上のように、スタートとは、台を蹴った勢いをいかに水中動作につなげるかを意識することが大切になります。

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